峰禎宏&平田義信
2016年07月05日
ささのは さ~ら、さら♪

7月7日は、七夕。
天の川を挟んで、織り姫と彦星が年1度会うことを許された日です。
晴れた夜空なら、その喜びにあやかれるのですが、
それはもう天気次第。
雲に遮られたなら、それもかないません。
時には水入らずで会っていただこうと、思いやりの気持ちで空を仰ぐしかありません。
私たちに見えないだけで、雲の向こうには満天の星が広がっているのですから。
「年に1度だなんて可哀想~」だなんて言っちゃう人もいますが、
私たちが100歳生きたとしても、36500日。
生まれてすぐ一緒だったなんてカップルは滅多にないでしょうから、
更にぐ~んと少なくなります。
ところで、織り姫とされている星「ベガ」は、3億8600万歳~5億7200万歳。
彦星の「アルタイル」は、10億歳未満。
一年間会わなかったとしても、相当な数です。
しかも、その一年が気持ちを新鮮にする時間だとしたら・・・。
う~ん、どっちが可哀想なのやら。
昔、そんな内容の笑い話を聞いたことがあります。
さて、七夕と言えば、「短冊にお願い事」ですね。
織り姫が織物の名人だったと言うことから、
女の子のたしなみの上達を願ったのが始まりだったという説があります。
今では老若男女を問わず願い事をしますね。
願い事の書き方ですが、「かなう書き方」「かなわない書き方」があるそうです。
【かなう書き方】
○「~になりますように」といった他人任せでなく、「~になる」と断言。
成功イメージを紙に書くことは、自分を動かす意味でも良いことのようです。
○「~になりました。ありがとうございました」
「~ができました。これからが楽しみです」
もうかなったことにして、その後に余裕の一言。
【かなわない書き方】
○悪いことを基準にした書き方。
「病気になりませんように」
→「元気いっぱいで、毎日がウルトラハッピーです」と言い切る。
「試験に落ちませんように」
→「試験に合格しました。ますますがんばるぞ!」とかなった時をイメージ。
謙虚さは美徳です。でも、年に1度は「ほら吹き」になってみるのも良い事かもしれません。
7月7日までは、児童館の「七夕」期間です。
お迎えの際などに、お家の方も「大胆に」願い事をされてみてはいかがですか?
Posted by みどり児童館 at 13:27│Comments(0)
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