みどり児童館

9月1日は「防災の日」。
今回は震災について学びました。
ご存知のように震災は、地震によって引き起こされます。

初めにこれまで起こった３つの大震災を、資料映像で振り返り、自然の猛威の怖さと震災のむごたらしさを確かめました。


最初は後に「防災の日」に定められた9月1日に起こった「関東大震災（1923年9月1日）」。
これは大正関東地震によって引き起こされた災害です。
次に兵庫県南部地震による「阪神淡路大震災（1998年1月17日）」、
最後に東北地方太平洋沖地震の「東日本大震災（2011年3月11日）」です。


最初に見た関東大震災は、相当悲惨な映像でしたが、モノクロであったことで辛さが緩和されました。
とは言え、どれもフィクションと感じてしまうほど、私たちの現実とかけ離れたものでした。
今ひとつ自分に引き寄せられなかったかもしれません。私も含めて。
しかし、その脅威は感じてくれたのではないかと思います。

そしてもう一つの資料は、防災ビデオとして公開されているものを使いました。
何度が使ったものです。
下のは地震の仕組みの説明の場面です。


ビデオの中にあった、身を守るポイントです。
➀自分の身は自分で守る
②揺れを感じたら、迷わず行動
③大人の言うことをよく聞く
④慌てず行動

実際に、思い思いに揺れた際の行動を取ってもらい、
自分の周囲の何をチェックするのかもあわせて考えてみました。

また、我が町は原子力発電所を有しています。
通常の震災とは違う場合も考えられます。
特に大人の話や放送をちゃんと聞かなければならないことも確認しました。

安全教室の最後はこう結びました。

地震は「起こるかもしれないもの」ではなく、「いつか必ず起こるもの」。